プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

花と犬と赤ちゃん

レビー小体型認知症は、幻覚を見ることがある。

花と犬と赤ちゃん。

やけにかわいい幻覚の日もある。

こんな幻覚なら、訂正しないでいいから、楽だ。

幻覚によっては本人もこわい思いをするので、安心させないといけなくなる。

母が散歩できた頃、夕方、誰もいない工事現場を歩いていると、「あそこで小さな女の子がおいでおいでしてる」とか、

トイレのドアを開けて、そのままドアを閉めるのでどうしたのかと思えば、「知らない男の人が座ってる」とかは、現実か幻覚か、こちらが怖くなる。

幻覚だと分からせるには、手で触わっても触れないと分からせればいいという。

だがたまに母は、「かわいい」と言いながら、なでてたりする。

触れる幻覚もあるらしい。

どうせ見るなら、楽しい幻覚だといいんだけど。