トイレは大変~
認知症がかなり進み、視野も狭く、足も弱ってしまった母にとって、トイレで用を足すのは難しい。
何とか便座に座らせても、結局、出なかったり。
畳や布団にしてしまうことも増えた。
もちろん紙パンツにもしているので、日に何度か紙パンツを変える。
そもそも母の時代は洋式トイレなんてなかった。
ここ20年ほどのつき合いだ。
洋式トイレが不慣れなのも、原因のひとつだろう。
トイレのドアを開けると、「こわい」と言うのは、「わからない」「不安」という意味なのかも知れない。
夕方になると、母は何故か紙パンツを脱ぎ出す。
その度に履かせて、脱いで、履かせて😵。
ちょうど忙しい時間帯、時間も気持ちも余裕がなく、だんだんイライラしてしまう。
こちらの気持ちが相手に伝わると、母もだんだん不機嫌になる。
一瞬イラットしても、直ぐに気持ちを切り替えて穏やかな口調になって、母に紙パンツを履かせる。
何だか、どっと疲れる。
たまには息抜きが必要かも。