プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

入院は難しい

コロナの流行がなかなか収まらない。 オミクロン株は感染力が強いので心配だ。 母が高齢だというのもあるが、母の状態で入院は難しいだろう。 あれだけ叫べば、周りにも迷惑だ。 何より拘束されれば、更に大声になり暴れるだろう。 そうなれば認知症も一気に…

届くことも、届かないことも

畳や布団の上で、用を済ませるようになっていた母だったが、てんかんの薬を止めてから、ぴたりと止まった。 紙パンツにするようになり、そしてたまに「トイレ」と教えてくれる。 「トイレ」と言われて連れていくが、出ることはほとんどない。 すでにパンツが濡れ…

理想と現実

母は布を強く握りしめるようになった。 布団カバー、毛布、枕カバー、なんでも。 カーテンをつかんでは、寝ころんだままターザンのようにぶら下がっていることも。 今年で90才になる母。 体も小さくなり、腕も足もすっかり細くなった母の一体どこにそんな…

耳栓でやさしく?

寝ているときと食べているとき以外は、ほとんど叫び続けている母。 その声は時々おそろしく大きい。 なだめても、なかなか上手くいかない。 耳元でもお構い無しで叫ぶ。 始めの頃は、母の喉と体を心配していたが、今では私の耳とストレスも心配だ。 姉にすす…

わかってるのか、わかってないのか。

母はてんかんの薬をやめてから、信じられないくらいの大声で叫ぶようになった。 認知症もてんかんも混ざりあって、もう区別はつかない。 朝も夜中もなので、本人にも家族にも負担になるのだが。 てんかんの薬を飲んで、寝たようになってしまったので、姉が「…

あくまでも脇役です

苦手な先生に会うとき、姉は気合いをいれたメイクと服になる。 圧をかけるつもりらしい。 先生はパソコンのカルテと患者である母の顔しか見てないと思うのだが。 付き添いである娘の顔はまだしも、服なんて…。 私たちは脇役なのだから。 そして何故か靴下は…

ぎゅっと

少し前まで、布を結ぶのが母のブームだった。 洋服の袖、毛布、靴下、とにかく結び目をつくっていた。 今は物をぎゅっとつかむのがブームになった。 何か不安で、物を握りしめているのではないかと、少し気になる。 敷布団のカバーをぎゅっと握りしめ、その…

1日の始まり

母が叫ぶようになった。 日によっては一日中。 夜中は近所に気をつかい、何とか静かにさせようとして気持ちに余裕がなくなってしまう。 認知症とてんかんと、混ざりあって区別は難しい。 夜中、母の大声で目が覚めることもしょっちゅうだ。 朝、母の声で起こ…