笑顔と笑顔
去年末のてんかんの発作から、毎回のように母の薬が変わるようになった。
薬の効果の確認のため通院も2週間おきになった。
夜中なかなか寝つかず起きて、動き出して転倒しまうのはこわい。
しかし、薬の効果で午前中もずっと寝てしまうと、食事の量も減ってしまい、体力も落ちてしまいそうで心配だ。
先生には「夜に寝て、昼は起きているという調節する力はもうない」と言われた。
ならば起きている間は、なるべく話しかけるようにしようと思う。
起きている時間が短いなら、なおさら優しく明るくを心がけて。
急に認知症が進み、話しても会話が成立する状況ではなくなってきている。
でも笑顔を心がけて楽しく話しかけていると、母も笑顔になることがある。
つられて笑顔になっているのだろう。
それでも、やっぱり笑顔を見るとほっとする。