プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

心から…

母はレビー小体型認知症。 体調や薬が、症状に大きく影響する。 その日の状態に一喜一憂しても仕方ないのだが、調子が良ければ「また明日も」と期待をする。 調子が悪ければ「また良くなることもあるだろう」と期待する。 困った行動が続いて繰り返されると、…

見慣れぬ景色

父が転んだ翌日のこと。 朝起きると、母の部屋の入り口で人が横たわっていた。 母が寝ぼけたのかな?と思ったが、何か引っかかる。 何か黒い?服の色が紺色…! 父だ! 普段はベットに寝ている父が床に横たわっているのだ。 何事かと焦って、声をかけると「ト…

父が転んでしまいました

今度は父が家の中で転んで、腰を打ってしまった。 ベットから起き上がるのも、大変だ。 何度も挑戦しては、休憩してを繰り返して、やっとのことで起きあがる。 ベットには起き上がり機能がついているので、それで起き上がれば良いのだが…。 気づくと、父は試…

笑顔と笑顔

去年末のてんかんの発作から、毎回のように母の薬が変わるようになった。 薬の効果の確認のため通院も2週間おきになった。 夜中なかなか寝つかず起きて、動き出して転倒しまうのはこわい。 しかし、薬の効果で午前中もずっと寝てしまうと、食事の量も減って…

トイレは大変~

認知症がかなり進み、視野も狭く、足も弱ってしまった母にとって、トイレで用を足すのは難しい。 何とか便座に座らせても、結局、出なかったり。 畳や布団にしてしまうことも増えた。 もちろん紙パンツにもしているので、日に何度か紙パンツを変える。 そも…

大切な家族なので

遠くの眼科に通うのが難しくなり、いつも通っている病院の眼科に変えた。 母は視野検査も答えられなくなってしまったので、何か器械を使って検査をした。 車イスに乗ったまま、体を起こしアゴを台に乗せ、額をつける。 自分ではできないので、看護師さんと私…

先週、母が転んでおでこを縫うけがをした。 夜寝ついては起き出してを何度か繰り返し、その度に直ぐに様子を見にいっていた。 回数を重ねると、私の腰も重くなる。 そんなタイミングで、転んでケガをしてしまった。 救急車を呼んだが、夜なのでなかなか受け…

会話と想像力

母は娘の私のことを「お母ちゃん」「お父さん」「お母さん」「姉ちゃん」、いろいろな呼び方で呼ぶ。 「身近な誰か」という意味でだろう。 母にお茶を出したときに、「お父さん、やわらかいね」 多分「お父さん、優しいね」 まあ、お父さんじゃないんだけど。 母が思って…