プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

やっぱり家族

父が腰を痛めてかなり経った。

だいぶ良くなってきたが、まだかなり痛いようだ。

トイレに行くときは、私が手を引いて歩いていく。

母は足腰が弱り、普段から手を引いてトイレに行くことが多い。

父をトイレに連れていってる時に、母がトイレに来ることがある。

「危ないから、ちょっと待ってて」そう言いながら、父を部屋に送って、直ぐに母をトイレに連れて行く。

母は認知症なので、言ってもなかなか伝わらないのだが、とにかく安全に待ってて🙏って感じだ。

ふたりを1人でみるのは難しい。

ふたりがほほ同時に「トイレ」という時がある。

どちらかが譲ってくれれば何でもないのだが、年をとると変なところに頑固になる。

「僕が先にいく」

「私が先に言ったのにおかしい」

まるで子どもだ。

だいたい、母がおれる。

父はとにかく待つことが苦手だ。

せっかく二人そろって長生きなのだから、仲むつまじい姿を期待してしまうのだが…。

普段はそんなでも、いざ何かあるとお互いを気づかう姿を見せる。

やっぱり家族なのだと思う。

「いざ何か」という場面は望まないが、夫婦でお互いを思いやる様子をみられるのはやっぱりうれしい。

うれしいというより、明るい気分になるという感じが近いかもしれない。

介護で疲れた気持ちも軽くなって、優しい気持ちになれる。