母はレビー小体型認知症。
体調や薬が、症状に大きく影響する。
その日の状態に一喜一憂しても仕方ないのだが、調子が良ければ「また明日も」と期待をする。
調子が悪ければ「また良くなることもあるだろう」と期待する。
困った行動が続いて繰り返されると、だんだん余裕がなくなり、ついきつい言葉を言ってしまうことがある。
いけないことだとわかっている。
心も痛い、それでも口にしてしまう。
それぐらい我慢出来ないときがある。
反省しても、自分でもとめられないとわかっている。
時間がたって、母はさっきのゴタゴタが何だったのかと思うほど、穏やかになるときがある。
そんな時に、何かの拍子に母が「ありがとうね」と言うことがある。
いつもの母の様子にほっとすると同時に、自分の態度に反省する。
母を大事にしようと、心から思う。