プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

なんかほっとしました。

家には仏壇がない。

父の机に、何枚かの写真と、お水、花、生前父が好きだったのも等を並べている。

父がなくなった当時は、認知症の母がまだ壁づたいで歩けていたので、ローソクやお線香に火はつけないで、食事の度にお線香を2本ずつ火をつけずに供えることにした。

仏教や信仰とはほぼ無関係で育ってきた。

しかし初七日、四十九日などは、ネットでいろいろ調べて、できる範囲で供養した。

お供えにもいろいろ意味があることを知ると、今のやり方でいいのか、すこし迷いが生まれてきた。

そんな時に仏具店で電池式のローソクとお線香を見た。

そういう物があるのは知っていた。

でもなんだかおままごとみたいでしっくりこないでいた。

多分、父もそう言うだろう。

だが、もやもや考えているよりと思って、思いきって買ってみた。

ご飯など温かい物を供えている時は、湯気で本当に火がついているように見えるし、思ったより良い感じだ。

何よりオレンジ色が温かく感じられる。

何だかほっとした気分になった。