スマホの写真を整理しました。
お正月に撮った写真の母はボーとしていて、うつろな目をしています。
あの時は口に食べ物を入れても反応がにぶく、それでもゆっくりと食べてくれました。
急に寝ている時間がぐっと増えて、目を開けている時も反応はほとんどなく、「このまま食べられなくなってしまうのではないか」と気をもんだものです。
その後も、少し食べられるようになったり、また食べられなくなったりを繰り返しています。
日によっては大声で騒ぐこともあって、「こんな力が残っていたのか」と驚くと同時に、頼もしくさえ思えてきます。
今から思えば、母が元気でいた頃から、母の底力に何度も支えられてきたのだと思います。
昔から、母は「火事場のばか力」を発揮することがありました。
今もそんな母の底力を信じて、「まだまだ元気でいてくれるのではないか」と、どこか期待しているところがあります。
今日は節分。
鬼は外、福は内。
(YouTube たつくりの折り紙より)
派手に豆はまけませんが、せめて声だけでも大きな声で「鬼は外!福は内!」