プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

デイの職員さん

父の通っているデイは、職員さんがわりとよく変わる。

デイの他の場所で働いているのか、やめてしまうのかわからない。

わざわざ挨拶があるわけではないので。

感じが良く、仕事も丁寧で好感が持てる職員さんもいるが、しばらく見かけないなと思っていると、新しい職員さんが迎えに来たりする。

今までのお礼も言えなくて残念だ。

初めて迎えに来た時に、挨拶してくれる職員さんは、まれにいる。

デイの迎えが来なかったことがある。

通院で休みだと思っていたらしい。

電話をかけると、直ぐに迎えに来てくれた。

私は心配性なので、連絡帳を書くときは何度も確認をしている。

それでも私が間違えたのかと心配になり、連絡帳を確認するとちゃんと書いてあった。

デイで連絡の行き違いがあったようだ。

父が帰ってきた後、連絡帳を見ると、朝迎えが遅くなったことに触れ謝っていた。

ちょっと驚いた、そしてうれしくなった。

うれしくなったと言うのは、ちょっと表現が違うかもしれない。

意外だったのだ。

前にも迎えが来なかったことがあったのだが、その時は何の言葉もなかった。

もちろん、謝って欲しいわけではない。

ただ、ちょっとした気づかいや、言葉が、潤滑油になることがある。

人間関係はひとりで築かれるものではなく、相手がいて築かれるものだとつくづく思う。

今まで特に気にしていなかった職員さんが、しっかりしているように感じられてくる。