プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

見慣れぬ景色

父が転んだ翌日のこと。

朝起きると、母の部屋の入り口で人が横たわっていた。

母が寝ぼけたのかな?と思ったが、何か引っかかる。

何か黒い?服の色が紺色…!

父だ!

普段はベットに寝ている父が床に横たわっているのだ。

何事かと焦って、声をかけると「トイレに行こうと思って」

ベットから立ち上がろうとして、下におりてしまって動けなくなり、あきらめて寝ていたらしい😬。

以前、誤嚥性肺炎をおこし、夜中トイレで倒れていた父。

その前は脳梗塞で入院したこともある。

いつもは常にベットに横たわっている父が、床に横たわっているという見慣れない景色に、度々ドキっとしてしまう。

それから何日か経ち、そんな姿も見慣れてきたが、父の腰はなかなか良くならない。

年をとってから転倒すると、寝たきりになったり、認知症が進行するというのは、よく聞く話だ。

そうならないように、なるべく話しかけ、好きな食事をと思うが、やっぱり家族ではやれることに限界がある。

早くデイに通えるようになり、楽しみの麻雀をさせてあげたいものだ。