プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

父が転んでしまいました

今度は父が家の中で転んで、腰を打ってしまった。

ベットから起き上がるのも、大変だ。

何度も挑戦しては、休憩してを繰り返して、やっとのことで起きあがる。

ベットには起き上がり機能がついているので、それで起き上がれば良いのだが…。

気づくと、父は試行錯誤のあげくベットの下におりて横になっている😵。

そして立ち上がるのをあきらめ、直ぐに「休憩」

普段でも、床から立ち上がるのは難しい。

さらに腰痛となれば、どう考えても無理なのに、父は下におりてしまう。

何とかベットに戻して、起き上がり機能で座らせる。

母と比べると、やっぱり父は重い。

かなり時間もかかる。

私の腰も悲鳴をあげ始めた。

父は干してある靴下を取ろうとして、母の布団の上を歩いて転んでしまった。

デイに着ていく服は、ベットの横のかごに用意してあるのだが、干してある靴下をデイの靴下と思い込んだようだ。

こちらが気をつけていても、転んでしまうことはある。

「もう用意してあるのに」「洗濯物はさわらないでって言ってるのに」「布団の上は歩かないでって、いつも言っているのに」そんな言葉が頭に浮かぶ。

見ると父は左右ちぐはぐな靴下を握っている。

出かけるのを楽しみにしている父。

出かけたくて仕度をしていたのだろう。

左右ちぐはぐな靴下を握っている父をみて、何かさみしい気持ちになった。

母と比べるとあまり変わらず、しっかりしている感じの父だが、確実に老いは進んでいるのだ。

デイはしばらく休むことになるだろう。

早く腰が良くなって、また元気に出かけられますように。