プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

わかってるのか、わかってないのか。

母はてんかんの薬をやめてから、信じられないくらいの大声で叫ぶようになった。

認知症てんかんも混ざりあって、もう区別はつかない。

朝も夜中もなので、本人にも家族にも負担になるのだが。

てんかんの薬を飲んで、寝たようになってしまったので、姉が「本人らしさがなくなってしまう」と先生に言って薬をやめたのだ。

大声、叫ぶ、手で物をバンバン叩く、足でどんどん蹴る。

聞いてて、我慢ができなくなってくる。

認知症の周辺症状は周りの環境次第とのことなので、なるべく気をつけているのだが。

それにこちらも人間なのだ、長く介護をしているといろいろある。

今度は私の腕をつかんで放さない。

すごい力だ。

無理に放そうとすれば、怒りだすので、そのままにしている。

そんな時、母が言った。

「えらいと思うよ」

「誰が?」と聞くと

「あなた」

母の状態ではわかって言っているのかは、わからない。

でもちょっと驚いた。

続けて「だから明るくしてあげよう」と言って、「えーっ」と大声で叫び始めた。

そうきたかぁ…。