プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

姉からの電話

日曜日の父の日の夜に、姉から電話があった。

姉も時間の都合が悪いらしく、電話するか迷ったようだが、やっぱり気になって電話をかけてきてくれた。

1番に父が電話に出た。

いつもは、「わかった。今度いつ来る?お母さんにかわる。」なのだが、昨日は違った。

あんなに元気で嬉しそうな父の声を聞いたのは、本当に久しぶりだった。

昔から、父は姉が来るのを楽しみにしていた。

一緒に住んでいないのだから、会えるのが楽しみなのは当たり前のことなのだが、昔なら父のそんな態度に、素直に喜べない時もあった。

今回は、父の喜ぶ様子に、素直に良かったと思った。

最近、感情の表現が少なくなってしまった父。

怒ることはあっても、喜びを表現することはほとんどなくなった。

高齢で、行動の範囲も狭まり、楽しいと思えることも少なくなってしまったのだから、仕方ないのだろう。

旅行も外食も難しくなってしまった、家族に出来ることは家ではなるべく気持ち良く過ごせるように毎日地道ににサポートすることなのかもしれない。

常に一緒にいる家族にとって、それは難しいことでもあるのだけど。

 

追記

励ましのコメントをいただきました。

いつもありませんございます。