の認知症の頭の中は不思議だ。
今日はちょっと母の調子が良くて久しぶりに話すことができたのだが、途中で「サザエさんに悪いでしょ😄」
いつからサザエさんと友だちになったの?
そうかと思えば、座椅子の背を拳でトントン。
「何をしてるの?」
「大変だから肩たたき」
私の肩をたたいてくれているつもり?
認知症になり、わからなくて大変なこともあれば、楽しい発想をするときもある。
わからなくなることが、つらいことだけじゃないと思うと、少し気持ちが軽くなる。
母を支えて歩いていたら、足が止まり動かなくなってしまった。
こうなるとなかなか動かず大変だ。
まっすぐ進んでと伝えようとして、「まっすぐ、まっすぐ」と繰り返すと、母は曲がっていた腰を、ピンと真っ直ぐに伸ばした😁。
面白くて笑うと、母にも伝わり、母も自分で笑っている。
正直、余裕がなく母の気持ちに寄り添えないときもあるが、こうしたときに、優しい気持ちをため込んでいる気がする。
母と一緒に笑ったのも久しぶりだ。
明日もまた調子が良くて、一緒に笑えるといいね。