プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

勇気を出せば

今日は父と母の受診日で、姉が車で来てくれて、家族4人で出かけた。

昼食は、持ってきたお弁当を病院で食べた。

席が3つしか空いてなかったが、私はいつも病院では食べないので座らなくていいと思っていた。

するとしばらくして、イスを持ってきてくれた人がいた。

近くで食べていた、私よりちょっと年配の人だ。

席が空いたのに気づいて、わざわざイスを持ってきてくれたのだった。

父の診察の時に、見かけた人だ。

お孫さんだろうか、車イスに男の子を乗せていた。

待合室で顔を合わせていたから、気にかけてくれたのだろうか?

いや、もともと気づかいが出来る人なんだろう。

待合室でも、他の車イスの動きの邪魔にならないように、車イスをわざわざ移動させていたのを覚えている。

私だったら、席が空いてるのに気づいても、同じことは出来なかっただろう。

気持ちがあっても、声をかけるのは勇気がいる。

まして行動するとなると…。

感じ良く、相手の負担にならないように、さらりとやってのける。

そんなスマートにはできないが、勇気を出せば私にも出来るかもしれない。

今日その人の行動により、私たちが助けられ笑顔になれたように。

ちょっとした気づかいで、他人を笑顔に出来たら…。