プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

夕方、父がシャワーから出て、直ぐにトイレに入った。

トイレで、がさがさ何だか様子が怪しい。

父が出た後で、そっとのぞいてみると、便座と床を大の方で汚している。

自分で拭き取っているが、かなり拭き残している。

そもそも父は、普段は掃除などしない。

それでも一生懸命拭いたのだろう。

風呂場にも少しだが💩が…。

自分で掃除出来ずに、他人に自分の失敗を知られてしまうのはツラいだろう。

父に気づかれないよう、トイレ掃除を始めると、母がパンツ姿で部屋から出てきた。

「どうしたの?」と聞いても返事はないので、「部屋で待ってて」と言ったが、様子が変だ。

話を聞きに側にいくと、「自分なんか別にどうでもいいのよ。」「死んでもいいんだ」と言う。

穏やかに話を聞こうとするが、表情がもういつもと違う。

シャワーに入りたいのか聞くと「違う」と言うので、トイレ掃除にもどる。

掃除を終えて、母に声をかけるが、まだ様子がおかしい。

「ごめんね、どうしたらいい?どうして欲しい?」と聞くと、「自分なんかどうなってもいい」「殺せ!」

そして涙ぐむ。

聞いてて、こちらもつらい。

昨日、心が折れてて良かった。

もし折れずに頑張ってたら、今日は私の方が泣きだしていたかもしれない。

この頃、母の調子が悪い。

薬を変えたせいか?便秘のせいか?

夜の大変なのも続いている。

早く落ち着いて欲しいが、多分しばらくはこんな日が続くのだろう。

覚悟をしないと。

なにより、怪我などしないで過ごせるように。