プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

昨日はなかなか大変な1日だった。

朝は母の調子が良かったので少し期待したのだけど。

1日の中でも、体調も気分も大きく変化する。

夕方、短めのシャワーを終えて、風呂場を出ようとした時に、てんかんの発作で意識がなくなった。

洗面所に寝かせようと思っても、狭い風呂場、裸なのでなかなか難しい。

洗面所にバスタオルを敷いて少し休ませ、母の様子を見ながら徐々に部屋まで連れて戻った。

汗だくの作業のなか、母が大声で「男手はいないのか!」

母の様子がいつもと違う。

こんな日の母の扱いは難しい。

夕食後は落ち着かず、妄想や幻覚、何かと外に行こうとする。

外に行かないようにずっとそばで見まもっていたが、夜中の1時を過ぎても母は寝ようとしない。

疲れた私の方がうとうとしてしまった。

自分の部屋に戻って、寝る仕度をしていると、夜中の3時頃母の部屋で壁をバンバン叩く音がする。

急いで母の部屋の襖を開けると、暗闇のなか母が立っていた。

「どうしたの?」と尋ねると「どうしたのじゃないよ!」

「大丈夫?」、「大丈夫じゃないよ!」

「何かあったの」、「何かあったのじゃないよ!人の首しめといて!」

「怖い夢みたのね、もう大丈夫」となだめて寝かせたけど。

ちょっと怖かった。

「これが認知症なんだ」という気持ちになる。

もし母の気持ちがおさまらず、エスカレートしたら、そんな不安が頭をよぎった。

レビー小体型認知症なので、もともとレム睡眠時障害があった。

夢をみて、半分寝たまま実際に行動してしまう。

そう思えば、少し気持ちは楽になった。

今日も母の不調は続く。