プチひきこもりの、介護日記

両親介護 認知症 シングル 50代 プチひきこもり

目があまり見えず、足が弱り、認知症が進んできた母にとって、トイレは難しくなった。

便器に座るまでも、大仕事。

トイレ以外でもしてしまうことがある。

特に夕食後の薬を飲んだ後が問題だ。

やっと便器に座らせても出ない。

「出ないなら来ないで~😖」と思うが、もらしてしまうのが不安なのだろう。

夜、母が台所の流しで紙パンツを洗っていたことがあった。

大量の台所洗剤を使って😵。

紙パンツを濡らしてしまい、洗っているのだと思っていたが、翌日台所が臭う。

母は台所でおしっこをして、紙パンツで拭き取って、そのパンツを洗っていたのだった。

自分で何とか始末をしようと言う気持ちはあるのに、実際は上手く出来ないのはツラいだろう。

失敗はしてしまうが、失敗したことには気づく、だが後始末は上手く出来ない。

自信がなくなる。自分が情けなくなる。これからことが不安になる。

今の母は、そんな状態にあるのだろう。

認知症がさらに進めば、失敗にも気づかなくなる。

しかし、それが母にとって幸せとは思えない。

認知症が進行してくると、大変なことも多くなる。

私自身、つらいこと、嫌なこと、後悔すること。

それでも残された時間を考えると、大変な1日でも丁寧に向き合っていようと思う。